2013年12月17日火曜日

フリーページ修正中です

 楽天ブログの仕様変更により、フリーページがモバイル対応になった関係上、レイアウトの乱れが発生しているページが出てきてしまいました。

 モバイルと PC の両方で違和感なく表示されるように順次対応していく予定ですが、表を使っているリストページは、表を使わずに対応する方向で検討したいと思いますので、修正にはもう少し時間がかかってしまうかもしれません。

 ご訪問いただいた皆様にはご不便をおかけし恐縮ですが、見やすいブログを目指してまいりますので、よろしくお願いいたします。

 なお、まことに勝手ながら、既存フリーページの調整が完了するまでの間は、Pick of The Day コーナーはお休みさせていただきます。


2013年11月24日日曜日

トップページデザインを変更しました

 トップページがごちゃごちゃしていたので、レイアウト全体の見直しを行い、すっきり、はっきり見やすくなるように調整しました。

 今まで配置されていたリンクで消えているものもありますが、需要がありそうなものから順次復旧していきます。

 本日よりしばらくの間は体裁が一部乱れる可能性がありますが、レイアウト修正中ということでご了承ください。

2013年11月20日水曜日

本当はとってもお上品だったのか?

 それはとあるドラマのワンシーンに差し掛かったときのことでした。

 パリッとスーツを着こなした俳優だったのですが、ラーメンをズルズルっと啜り上げた瞬間、この俳優に対するファンタジーがガラガラと音を立てて崩れ去ってしまったのです。


「あの音はどうもいただけないなあ。」


 ポロッと漏らした一言を同居人は聞き逃しませんでした。


「いや、あれはとても理に叶っている。自分でやってみてわかった。」


 理屈はこうです。


 日本の料理に不慣れだった頃に、カナダ人の友人の紹介でキムチラーメンを食べる羽目になったのですが(この時点で和食でない)、紹介された店が韓国人経営の食堂だったので、辛さレベルは当然激辛のみ。

 もちろん、とんでもなく熱い、辛い!

 欧米諸国のテーブルマナーでは、食事中に音を立てるのは禁物なのですが、周りを見わたすとみんなズルズルやっています。

 みんなやってるのだから、まあ、ものは試しでズルっとやってみたところ、すべての謎が解けたのだとか。


「ズルっと啜り上げると、空気がうまい具合に麺のすき間に入り込むことによって、冷却効果が得られるんだよ。
だから熱いラーメンも美味しくいただけて、飛び散らない。はやく食べられる。なんて合理的なんだ!」


 そう熱弁を振るう同居人。


「あのズルズルって音がどうも汚い音に聞こえちゃってなあ。それにうまくズルってできないんだよ。」


 そう返すと、呆れ顔で一言。


「本当に日本人なの?」


 せめてお上品な奴と言ってほしかったです。


2013年11月12日火曜日

Pick of The Day の再開について

 ショップハンターという看板どおり、ショップや商品関連の話をしようということで始めたのが Pick of The Day でしたが、8 月あたりから更新を停止しておりました。

 通常業務に戻り、時間的に余裕が出てまいりましたので、本日より更新を再開いたします。

 トップページをたまにご覧いただくと、何かしら変わっていると思いますので、テキトーな感じでお寄りいただけると幸いです。

 過去の情報については、こちらの方に順次アップしております。


 Pick of The Day


2013年10月28日月曜日

楽天プロフィールがメンテになったときはこちらでつぶやき

 楽天ブログやプロフィールで使っている「だす」という表現が日常に侵食しつつあります。

 今日も職場で「そうだ~す」と思い切り返事してしまいました。

 ネットの場合は、基本的に言葉のみなので、普通に文章を書いてしまうと、お気楽な感じが伝わらないため、苦肉の策であのような言い回しとなっておりますが、実生活では結構気をつけないと、客先でもポロッと出てしまいそうです。

 実際、頭の中は結構な割合で、そうだ~す、ちがいま~す、ダメだ~すを連発しているわけですが、顔つきが険しいと言われていたりするので、何とかイメージアップ大作戦を図りたいわけだすよ。

 マクドナルドではスマイル 0円が価格表からなくなってしまったそうですが、スマイルだけでは金を生み出せないということがわかってきたということなのでしょうか。

 まあ、当面はニヤニヤするクセをつけて、ニヤニヤのめたる(時代劇に出てくるキャラの仇名みたい)と言われるように精進したいと思います。

 この時間に楽天プロフィールを覗けないのはちょっと残念ですね。
 中の人、復旧に向けて頑張ってくださいまし。

2013年10月16日水曜日

保温弁当箱、フードジャーのレビューをそろそろ始めます

 台風が近づいている影響で強い雨が降っておりますが、最近ようやく涼しくなってきましたね。

 ブログ記事の方でご案内しておりますが、保温弁当箱、フードジャー関連の魔法瓶製品は、8月あたりから新製品が出始めるため、すこしでもお手ごろ価格で商品をお求めの方は、今くらいの時期に前モデルを購入されるとお得感があると思います。
 保温製品に関しては、前年度と本年度では性能が飛躍的に向上することは殆どないため、性能を重視される方であれば現行製品でも十分であるというのがその理由です。

 しかも、新製品の登場により、価格が下がってくることが多いですので、セールのときなどは、旧製品からチェックしてみてください。
 気温も下がり始めましたので、今月末あたりから、当方所有の保温弁当箱、フードジャーの外観レビューと保温力比較を行っていく予定です。

2013年9月30日月曜日

突然失礼いたします

 昨晩、寝る前に楽天プロフィールでフォロー中の方々のブログをお気に入り登録させていただきました。

 普段からお付き合いのある方はもちろんのこと、その他の方々もいきなりの通知に驚かれたかもしれません。

 ブログレイアウトの調整を行っていたところ、右側のペインに空きができたため、こちらにお気に入りブログリンクを表示させてみることにしたというのがその理由です。

 これにより、当方へのブログ訪問者が、ついでに皆さんのブログを訪問する可能性が出てくるため、微力ながら皆さんのアクセスアップにつながればよいと考えております。

お気に入りブログリンク
(クリックで拡大)

 ブログの更新が最新のものから表示されるようになっていますので、更新頻度の高い方のブログが上位に来やすくなりますね。

 また、タイトルもインパクトがあればブログリンクのクリック率が高くなるかもしれません。

 この操作は、相互リンクを期待したものではありませんので、楽天ブログからの通知に関しては、放置していただければ幸いです。

 それでは、今後もよろしくお願いいたします^^。

2013年9月9日月曜日

妙に壮大だったような何か

  今朝方、夢を見ました。

  どういうわけか、職場で PC に向かっている自分の姿を俯瞰しています。
 オカルト的に言うと、幽体離脱して自分の姿を天井から見下ろしている感じです。
 見知らぬ女の同僚が私の対面で同じようにキーボードを叩いています。

「あっ、あれ見て!」

 同僚が窓の外を指差しました。
 言われた方向に目をやると、いくつもの稲妻が光っているのが見えます。 

「夕立でしょ?今年の夏は豪雨が多かったし。」

 雷は苦手ですが、屋内にいればこっちのものです。
 しかし、点在していたはずの稲妻は磁石のように吸い寄せられながら、あれよあれよという間に巨大な青白い光の柱になってしまいました。  

 これはヤバイぞ、と思ったのも束の間、巨大な光の柱はもう窓のすぐそばまで接近し、窓全体を覆うようにして立ちふさがりました。  
 まさに、目の眩むような光です。

 すると、耳をつんざくような轟音が聞こえてきました。
 それは、いくつもの光の筋が恐ろしいスピードで走る音だったのです。  
 この光に包まれたら死ぬ。もう逃げ場は無いと、私は死を覚悟しました。

「とうとう始まったのよ!」  

 この光の正体を知っているかの如く、彼女が叫びました。

「へっ?何が?」  

 光は青白い色から黄色に変わり、太陽のような光となって、部屋全体を包み込みます。

「ああ、眩しすぎて何も見えない!」  

 あまりの眩しさに、本当に目が覚めてしまいましたね。  
 ちょうど起きる時間だったので、好都合でしたが。  

 あのとき、一体何が始まろうとしていたのかが気になるところでしたが、明日にでもなればすっかり忘れてしまいそうなので、ここに残しておきます。


2013年9月2日月曜日

日本がダメダメなんて思っちゃダメ

 バブル崩壊後の後遺症をひきずりながら、長引く不況、リストラ、少子化、増える一方の国の借金など、あまり明るい話は聞かれないですね。

 日本はこれからどんどんダメになっていく、老後が心配だ、日本社会が閉塞感でいっぱいだ、日本は弱者に厳しい、など、悲観的な意見も良く耳にします。
 たまに見かけるのですが、日本人でありながら、日本社会をかなり悪いイメージで捉えている方は、少し見方を変えてみる必要があると思います。
 もちろん、日本人なら日本を絶賛しなければ非国民だと言っているわけではなく、日本国内にしか目の行かない部分を海外の事情と照らし合わせて考えてみようということです。
  • 義務教育期間が 9 年も用意されているので、誰でも読み書きができる。
  • 貧乏な家の出でも、努力次第で成功して裕福になれる機会が与えられている。
  • 蛇口を捻ると水が出てくる。公共の場所でも綺麗な水が飲める。
  • 夜道を一人で歩いていても大抵の場合は問題ない。
  • 電車やバスはほとんど遅延がない。
  • 借りたら返す、が国民の中で徹底している。
  • 約束を守り、真面目に働く国民性。
 そりゃあ下を見ればきりがないでしょう、と思われるかもしれません。
 しかし、日本社会がここまでの水準を保っていられるのは、先代からの日本国民の高い意識なしには到底なし得ないことです。
 米国は土地が広大なため、全土にわたって鉄道を張り巡らせるのは不可能です。
 したがって、移動手段にはどうしても車が必要になります。
 保険システムも万全とは言えませんので、ちょっとした治療でも高額な金額を請求されることがあります。
 貧富の差も激しいため、ホームレスとして生まれ、ホームレスのまま死んでいく人もいます。
 せっかくまっとうな会社に就職できても、突然解雇されることがあります。
 他の先進国でさえも、条件こそ違うにしても、今の日本の条件を満たすほどには恵まれていないことに気付くことでしょう。

 税率を高く設定することで福祉国家を築いてきた北欧でさえも、治療が受けられるまでに数ヶ月待ちというのも珍しくありません。名目上は保障制度であっても、私たちが考えるような、欲しいときにすぐ保障が受けられるようなシステムにはなっていないという問題もあります。

 日本のように、健康保険を支払いさえすれば、世界的に見ても最新鋭の医療を受けられることを知ると、夢のようだと驚く外国人もいるくらいです。

 消去法でいくと、結局は日本が一番住み易いという話になってしまうのです。
 確かに、今まで国民が当然のように受けてきた保障制度が改悪の一途を辿っている印象はあります。
 国が約束したのだから、いざというときには無条件で守ってくれなければ困る、という認識がある人も多いと思います。
 今の自分の生活が困窮しているのは社会のせいであって、自分のせいではないと思っている人もいることでしょう。

 しかし、残念ながら、今の日本の水準が世界的に見て最高レベルに近いことを考えてみても、理想郷ばかりを追い求めても何の解決にもならないという話になります。

 今、私たちが直面している問題について、解決策を出し合い、改善していくのは、私たちの国民としての役目でもあると考えています。

2013年8月30日金曜日

奇抜ピープル 4 選

 自称「変わり者」の方は、ご安心ください。
 変わり者を自覚できているうちは、他にも同程度の人は五万といるのが現実というものです。
 最近は、常識を逸脱した自分の姿を撮影してバカッターに投稿なんかしたりして、バカッタレ呼ばわりされている人たちが続出していますね。
 人と違うことがしたかったそうですが、まあ、皆さんに共通しているのは、「いいね!」、「すごいね!」のリアクションを期待していることでしょう。
 バカッタレの刻印を押されない程度にオバカ度を発揮していただきたいところですね。
 さて、今回は私が実際に遭遇した、町の奇抜な人々を 1 位~ 4 位までご紹介します。
 彼らは、ネットも「いいね!」も無関係なレベルでマイワールドを突っ走っている方々です。

 1 位:歯磨きおじさん

 堂々の 1位に輝いたのは、歩きながら歯を磨くサラリーマンのヲッサンです。
 人通りの少ない裏道や、深夜の時間帯ならまだしも、東京・神田の歩道で、人の波に揉まれながらも、口の周りを泡だらけにして歯を磨く哀愁のスーツ姿は、今も忘れられません。

 駅に着くまでの間に歯磨きをひととおり終えてしまい、駅で口だけゆすいで電車に乗ろうとしていたのかもしれませんが、町中での堂々たるパフォーマンスぶりでしたね。

 2 位:シャンプーヲヤジ

 「シャンプーおじさん」は、芸人のオードリーの春日のニックネームでもあるので、表記だけ変えました。
 台風で大雨が降った日のことでしたが、電車の接続待ちをしている間に、一人の中年男が、いきなり駅のホームで髪をシャンプーしはじめたのです。

 雨でシャンプーを洗い流し、出発までには頭を拭きながら座席に戻ってくるという、荒技を披露しておられました。

 3 位:扇の舞ヲバハン

 東京の駅構内に現れる中年女性ですが、着物をきちんと着こなした姿で、エスカレーターの下から上に上がるまで、扇子の舞を披露してくれます。
 一番上まで上がると、くるりと回ってありがと~ございま~す、とおじぎまでしてくれます。

 学生の頃の名物ヲバハンでしたが、今も健在でしょうか。

 4 位:カウント姉さん

 東京の駅前に、ほぼ毎日出現していました。
 清楚な感じのお姉さんですが、片手にバードカウンターを持ち、ゆるい感じでカチカチと道行く人をカウントしているのです。

 就職して数年後に駅を訪れたときに、まだ彼女がそこでカウンターをカチカチ鳴らしている姿を見かけたときは、少し懐かしい気もしました。

 まあ、人に迷惑を掛けなければ、マイワールド全開でも構わないと思うんですけどね。
 人目も気にせず、待ち合わせ場所に踊りながら登場する友人もいるくらいですから。

2013年8月23日金曜日

ますます遠のいていくテレビ 2

 テレビを見なくなった理由は、やらせが目立つようになったことと、友人づてに芸能界の裏情報が容易に手に入るようになったからでしょうか。
 面白い番組は好きなのですが、そればかりを見せようとする民放にも食傷気味になっていました。
 あれから、何も変わっていないというより、長びく不景気の影響により、番組の質も悪化の一途を辿っています。
 ざっと挙げるとこんな感じです(特に民放が酷い)。
  • 食べ歩き番組、旅番組のオンパレード
  • 過去に撮り溜めた番組クリップの使いまわし
  • YouTube からのネタ拝借(中には無断拝借という話も)
  • 笑えないバラエティ番組
  • 漫画原作のドラマの氾濫
  • 消化不良のドキュメンタリー番組
  • 私情を挟みすぎる報道番組
  • アイドル気取りの若手アナウンサー
 とまあ、キリがなくなってしまうのですが、スポンサー料の削減により、安く、そして短時間で製作できる番組が多くなり、ギャラの安い若手芸人や、社員アナウンサーをそのまま使う番組づくりが目立ちますね。
 それでも面白くてためになるなら見るんですよ、多分。
 しかし、どちらも叶わないのが現状です。
 今はネットで大概の情報は手に入りますし、リアルタイムの海外ネタも、テレビで放送される頃には決して新鮮ではなくなっているのです。
 もう知ってるよ、という内容をテレビで見る必要はありません。
 そんなわけで、ますますテレビは遠いものになりつつあります。
 実際のところ、私と同じように考え、ノーテレビライフを実践している人は増えてきているといいます。

 ネット時代に打ち勝てるような番組づくりができなければ、今後はテレビ業界もかなり厳しいものになっていくでしょうね。

2013年8月22日木曜日

ますます遠のいていくテレビ 1

 いろいろな所で書いていますが、テレビはほとんど見ません。
 とは言っても、ここ 15 年くらいの話で、その前は毎日のように見ていたんですけどね。
 当時の職場には、とてもストイックに仕事をこなす同僚がいたのですが、たまたま彼女と一緒に行動することがあったので、ついでに彼女のことをいろいろ聞いてみることに。

 とりあえずは、趣味の話題から。
「……辞書作り。」
 少々躊躇いながら、彼女はそう答えました。
 聞くと、自分の仕事を効率化するために、業務で出てきた単語やフレーズを自作のデータベースに登録していくのが趣味ということでした。

 それって、十分仕事の世界なんですが。
 やはり彼女は違う!と思いましたね。
 続いて、好きなテレビ番組や映画などはあるのかを尋ねてみました。
「わかりません。私……テレビが家にないから。」
 彼女曰く、前述のような趣味で忙しいのでテレビは不要と判断し、買わなかったそうです。
 当然、映画の情報もサッパリでした。
 軽めの話題を振って撃沈してしまいましたので、仕方なく業務の話題に切り替えました。
 すると、あれほど口を開くのを躊躇していた彼女が、途端に饒舌に語り始めたのです。
 共通の話題は重要ですが、業務の話ばかりですと息が抜けないですし、仕事している気にもなってくるので、明けても暮れても通訳・翻訳一色の彼女とは、スタート地点から異なっていたのでしょう。
 その数年後……彼女と同様に、テレビと私との距離はとても遠いものになってしまいました。

 長くなってしまったので、続きは次回にいたしましょう。


2013年8月15日木曜日

夏っぽい話

(今回の投稿は、稲川淳二になりきったつもりで朗読すると、若干気分が盛り上がります。)
 今日は、私の実家でのできごとをお話したいと思います。
 中学生の頃に父方の祖母が他界しまして、祖母の部屋を私が使うことになったんです。
 もともとは仏間としても使っていた部屋だったので、引き継ぎの際に仏壇ももれなく付いてきました。
 引き継ぎとは言いましても、仏壇の扉の開け閉めや、花の水の入れ替え程度だったので、大したことはしてなかったんですけどね。
 受験シーズンになり、ラジオの深夜放送を聞きながらダラダラ勉強する日が続いていました。
 あの日は、午前三時をとっくに回っていたでしょうか。
 突然地震がやってきまして、勉強机がガタガタと音を立てて揺れ始めたんですよ。
 それはもう、本棚のガラスが割れるんじゃないかと思えるような大きな揺れで。
 でも家の中は不思議と静かで、家の者が飛び出してくる気配もなかったんです。
 おかしいなあ、おかしいなあ、どう考えてもおかしいなあ、と思いながら、部屋の中を見回しました。

 そこでようやく気づいたのですが、ガタガタと激しく揺れていたのは、何と私の机だけだったんです。
「誰!」

 咄嗟にそう叫ぶと、あれほど激しかった揺れはピタッと止まりました。
 ホッとしながら仏壇に目をやると、仏壇の扉が開いたままになっていたんですよ。
 まあ、その日はそれだけだったんですけどね。

 それではまた気が向いた時にでも、この話の続きをすることにいたしましょう。

2013年8月13日火曜日

ビミョーな落し物

 暦の上では秋になりましたが、蒸し暑い日が続いていますね。
 お盆の時期ということもあって、東京から人がごっそり消え、快適な通勤ライフを送っております。
 さて今回は落し物の話題になりますが、私は落し物が不思議と手元に戻ってきます。
 財布やら定期やらを落としているのですが、金が入っていてもそのまま戻ってくるのです。
 そんなわけで、落し物が良い人に拾われていることに感謝しつつ、自分も落し物を見つけたら積極的に交番や駅前に届けています。
 傘、手袋、髪飾り、高価なものでは iPod なんかも届けましたね。
 皆さんの手元に無事に落し物が届いていると良いのですが、こればかりは運命的なものなのかもしれません。
 昨日、職場までの道を歩いていたところ、こんな落し物がありました。


 最初は大型犬の臭い付きの落し物かと思いましたが、ゴーヤでした。
 近くにゴーヤを育てているような畑はありません。
「このゴーヤを交番に届けたら、すんごく迷惑がられそう」
 それはもう、いろんな想像が頭をよぎるわけですよ。
 拾った場所、住所、氏名、電話番号を書かされて、謝礼を希望するかどうか聞かれたりして。
 ゴーヤの謝礼って、ゴーヤチャンプル一口分?
 よく考えてみたら、ゴーヤチャンプルはそれほど好きではなかったので、写真だけ撮りました。
 大切なゴーヤが見つからなくて慌てふためいている人がいたりして……んなわけないって。
 金目の物を拾っても、謝礼を要求したことは一度もないですけどね。


2013年8月10日土曜日

SNS は頑張るだけ虚しい

 まあ、ほとんどの人は経験していると思いますが、自分に合いそうな人はなかなか見つからないものです。

 付き合いやすい人といわれる人たちは、人あたりが良いのかもしれませんが、その無難な性格ゆえ個性がイマイチ足りないかもしれませんし、その反面、個性の強い人は無理して人に合わせようなどとは思っていませんから孤立する傾向にあったり。
 5 年くらい前までは FaceBook に顔写真も載せていてわかったことですが、赤の他人は顔だけ見て友達申請してきますが、本当にその人と気が合うことは滅多にありません。
 たとえば、電車の車両に等間隔に並んでいるつかまり棒を見て、一瞬でこんなのを想像したら、感覚は私と近い可能性はあります。

 しかし、いきなりネットで会った人に同じように発想しろって言っても無理な相談ですね。
 かつては同居人も FaceBook をちょこっと使っていたのですが、二人して最終的な意見は同じでしたね。

「プライベートを人に見せびらかして、何が楽しいの?」
 たとえば、私たちがどこかに遊びに行ったとします。
 まあ、当人同士はそこそこ面白い時間を過ごすわけですが、別に私たちはそれを「イイね!」と思って欲しいとは思いません(例外的にすごく面白い場所だから行ってみそ、くらいの紹介はするかもしれませんが)。
 同じように、自分の友達がどこかに行ったり、何かを食べたりした写真を見かけたとしても、あっそ、くらいの感想しかありませんので、「イイね!」を押すことに戸惑いを感じます。

 もちろん、高級レストランでパスタを豪快に鼻からすすり上げているくらいのレベルの写真を見せてくれるのなら、迷わず「イイね!」を押すんですけどね。
 バーチャルな友達を無駄に増やしても虚しいだけ、というわけで SNS は全然頑張っていないという、だから何?的な話でございました。

2013年8月3日土曜日

強力わかもとでカチンカチン

 最近どうも疲れがたまるなあ、ということで試してみました。
「強力わかもと。」

 ご存知の方も多いとは思いますが、一応画像でご紹介。

 乳酸菌、ビール酵母、リボフラビンなどの安全成分などが主流で、どなたでも安心してお召し上がりいただけます、みたいな謳い文句です。
 強力と書いてあるだけに、疲労回復と内臓の強化に良さそうなので、ちょっと試すことにしたわけです。
 そしてその変化は早速翌日に現れました(早っ)。
 トイレに入ったときのことです。
「うそっっ、硬くなってる!」
 そうです。硬くなっていたんです。
 ウ○コ様が。(適した表現が他に思い浮かばず、このような表記になってしまうことをお許しください。)
 便意だけはしっかりありますので、もうこうなったら何とか頑張ってお勤めを遂行しなければなりません。
 死ぬかと思いました。
 イヤ、本当に。
 これで私もロイヤル痔主クラブの仲間入りかあ……とその時は腹を括ったほどです。
 いや、これで懲りれば良かったのですが、その時はまだそれが強力わかもとの仕業だったなんて気付いてなかったんです。
 それから数日間は強力わかもとのことなどすっかり忘れた状態でしたので、何とか状態も徐々に改善していました。
 そんでもってまた体調改善のことを考え始め、強力わかもとに手を出したわけです。
 そして再びあの硬い状態となり、そこでやっと気付くハメに。
 効能を確認すると、「便通を促し、便を柔らかくすることにより、便秘にも効果があります。」とあります。
 しかし、私の場合はどういうわけか逆に作用してしまったようです。
 あれから、強力わかもとは実家の母にあげました。
 いや、彼女は別に便秘持ちではないのですが、強力わかもとを良く飲んでいるそうなので、それは喜ばれました(まあ、普通でしたが)。
 強力わかもと。
 効く人には強力に効くみたいです。

2013年8月2日金曜日

妙にリアルな観光地

 昨日見た夢の話です。
 その日は雲ひとつない晴天でした。
 綺麗に刈り込まれた鮮やかな緑の林の奥には白い豪邸が見えました。
 四階建ての城のような邸宅です。
 近くで人の声がしました。
 二人の若い女性が、なにやら韓国語で話しながらデジカメで写真を撮っています。
「ここは、○○○○というドラマのロケで使われた邸宅ですよ。」

 一人がそんなことを教えてくれました。
 なるほど、私はドラマのロケ地を観光に来ているのだと知った瞬間、私の手にも銀色のデジカメがありました。
 緑で覆われた敷地内や、遠目からの邸宅の様子を写真に収めながら進んでいくと、記念碑が見えてきました。

『Hotel ×××× 』

 と書かれた金色の板が、黒曜石のような記念碑の上方に取り付けられています。
 おお、なるほど、と感心しながらバシバシ写真を撮っていると、前方から地元の農業事業者がぞろぞろと歩いてきました。

「ドラマに使われてからというもの、ここも人が増えたなあ。」

 そんな感じのことを口走っています。
 その後ろから、色鮮やかな韓服(チョゴリ)を来た、二人の若い女性が歩いてきました。
 一人は青系、もう一人は黄色系の韓服でした。
 どうやら観光客を相手にしたモデルのようで、観光客のカメラに合わせて色々ポーズをしています。
 ついでに、私も三枚ほど写真を撮らせてもらいました。
 敷地内の緑の道を抜けると、車道に突き当たりました。
 韓国人とはちょっと違う雰囲気のアジア系美女が三人やってきました。
 服装も、ピンク、青、黄色と、先ほどより一色増えた感じです。
「写真を撮ってあげますよ。」

 そんなことを言いながらシャッターを切ると、彼女達も慣れた様子でポーズを決めてくれました。
「2 テンゲになります。」
 黄色い服の女性が手に白い布を乗せ、私に金を要求してきました。
 そうです。彼女たちは観光客をカモにモデル料をせびるビジネスをしていたのです。
 今まで全然気付かなかったのですが、彼女達の近くにはちょっと強面の男が数人いて、じっとこちらの様子を伺っていました。
 テンゲなんて聞いたこともありませんし、私は日本円、韓国ウォン、ドルを少ししか持っていません。
 ドルでもいいということだったので、しぶしぶ 2 ドルを手渡し、もと来た道を引き返しました。
 まあ、それだけの話なんですけどね。
 海外でやばそうな雰囲気になったときは、素直に金を差し出すのが一番です。
 2 ドルは大した額ではないですが、観光地でいきなり金を要求されるのは気分的に良くないですね。
 テンゲという通貨があるのかどうか調べてみたところ、カザフスタンの通貨でした。
 つーか、カザフスタンには知り合いもいないですし、行ったこともないんですが。
 こういう、妙にリアルな設定の夢は、目覚めの後がどうも気持ち悪いですね。
 観光地では、むやみに人にカメラを向けないように気をつけたいと思います。






2013年7月31日水曜日

サロンで悶絶

 先日、髪を切りに行きました。
 冬の間はボーボーに伸び放題にさせておくのですが、夏はナマゲーハのようになってむさ苦しいので、バッサリ、すっきりお願いしてきたわけです。
 とは言ってもあまり短くすると今度は髪が遊んでしまうので、束ねられる長さにしてもらいました。
 さて、このサロンですが、ぶらりと入ったのは良かったのですが、ちょっと銭を持っている人たちが使う美容室だったようです。
 私のようにずんだれた格好の人はいません。皆さん身奇麗にしていらっしゃいます。
 ところが……
「いらっさいませ~」
 と言われた後でしたので、そこで回れ右をするのはためらわれました。
「ご予約の方ですか?」
「いーえ、予約が必要なら……」(帰るよ、もう帰りたいよ)
「あっ、大丈夫ですよ。こちらにお掛け下さい。」(やっぱ獲物は逃がさない魂胆か……)
 カットだけお願いして、とっとと帰ろうと腹を括りました。
 カウンターの後ろの小じゃれた料金表には、カット 6,500円 (シャンプー・ブロー付き)とありました。
 地元の 2 倍近くの価格設定です。
 脱ケミカル続行中のため、シャンプーは不要なのですが、わざわざその説明をするのは面倒なので、三年振りくらいにシャンプーで髪を洗ってもらいました。
 やっぱりプロの洗髪は気持ちいいですね。ついウトウトしてしまいました。
 ひととおり髪をカットした後、担当の男性スタイリストが鏡で私の後頭部を自慢げに見せ始めます。
 どうだ、オマエのちんちくりんな頭も、オレ様の腕にかかればこんなになるんだぜ、とでも言いたげな革パン野郎です。
「他に気になるところはありますか?」
「えっと……」
 いつもつい頼み忘れてうなじがボーボーになっているので、今回はすっきりさせてもらいたくなりました。
「スネ毛がボーボーなので綺麗にしてください。」
「ウヒャーッハッハッハッツ!」
 オレ様革パン野郎のキャラが崩壊した瞬間でした。
 腹を抱えて笑いながら、泣きそうな顔で鏡越しに私の顔を二度見してきました。
「あっ、いけね。襟足だった。エ・リ・ア・シ、ね。」
 いや、頭の中では襟足だったんですよ。スネじゃなくて。
 でも何かポロッと出ちゃいましたね。
 私も釣られて笑ってしまいましたが、オレ様革パン野郎が必死に笑いを堪えている姿が妙に痛々しかったです。

2013年7月30日火曜日

にほんごのおべんきょう

 同居人は最近徹夜で作業をしているのですが、サイドで日本語を頑張っているようです。
 私と一緒にいると、さすがに変な(汚い)日本語しかできなくなるので心配していたのですが、案の定、TPO を無視した発言を他の人に指摘されたらしいです。
 「すげーです。」
 「おいすぃ~です。」
 「やめれ。」
 こんなのはまだ可愛い方ですが、まともな日本語ではありませんね。
 私も反省はしていま……せん。
 そっと同居人のノートを見ると、ひらがなやカタカナが並んでいます。
「日本語のシとツって難しいね。」
そこにはシリと書いてあります。
「ちゃんと読んでみて。」
「しり」
 釣りと言い出すかと思ったら、ちゃんと読めているようですね。
 この際、何故尻なのかについては深追いするのは止めました。
「そうだ、日本語をマスターするのにとってもいいビデオがあるよ。」
 と言って見せたのがしまじろうのトイレトレーニングビデオ。
 個人的に名作だと思います。



2013年7月29日月曜日

そう思うでしょって言われても

 横浜からの帰りの電車で出発を待っていると、少々やつれた感じの中年女性が隣に座りました。
「ね~あなたもそう思うでしょ?」
 と、いきなり肩を叩かれました。
 彼女は続けます。
「ショウコさんがあの人とうまく行っちゃって、本当に私も迷惑してるのよ。」
 いや、まあ暇だから雑談にちょっとくらいは付き合ってもいいんだけど、そのショウコって誰だよ?
「わかるでしょ?」
ワカンネーです。
 私が無言でいると、彼女は大きなため息をつきました。
 どうやら重度の歯周病のようで、ツンとした臭いが鼻を突きます。
「よくお話が見えないんですが……。」
 すると彼女はもう一度大きなため息をつきました。
 臭いはさらに強烈に。
 もう話を聞いているところの騒ぎではありません。
 彼女を下手に刺激しないように、薄気味悪い笑顔を浮かべながら立ち上がり、当たり障りのないセリフを言い放ちます。
「あれえ、車両間違えちゃったみたいです。はは、失礼。」
 彼女は少々悔しそうでしたが、どうぞこれで勘弁してください。
 それより、彼女に歯医者に行くように勧めたほうが良かったのかも、と 1 秒だけ考えました。

2013年7月28日日曜日

英会話講師の夢再び その 2

 珍しく連日でこの日記コーナーの更新をしていますが、いつまで続くか今から不安です。
 昨日の続きになりますが、明け方に夢を見ました。
 夢の中で私は英会話の講師になっていました。
 ネットで生徒を募集したところ、すぐに何人かの受講希望者が集まって来たのですが(ここがいかにも夢っぽい)、そのメンバーがちょっと変わっていました。
 1. 幼少時の近所の友達兄弟二人
 2. 若手の男性ファッションモデル二人
 彼らを教室に招き入れ、軽く自己紹介をお願いしたのですが、不思議なことに友達兄弟は話したがりません。
 仕方がないので、モデル二人に自己紹介を頼んだ所、一人は用があるといって部屋を出て行ってしまいました。

 残された一人が、世界のトップモデルを目指していると、夢の中で夢語りを始めました。  
 友達兄弟は、ポカンとした顔つきでその男性モデルを見ていましたが、相変わらず話すそぶりを見せません。  

 このままでは時間がもったいないと思い、本棚から海外の ESL テキストを取り出し、配ったところで予定の時間がきてしまいました。
 友人二人は忽然と消え、代わりに二人のモデルだけが残されました。

「また来週も来てください。」
 とお願いすると、世界のトップモデルを目指している彼がこっそり耳打ちしてきました。

「いや、俺は来週も全然来れるんっすけどね、あいつがエージェントの関係でうんたらかんたら……」
 いや、一瞬マジでこんな疑問が頭を掠めましたね。

 あーチミは、そんなにデカい図体しておきながら、自分のことも自分で決められないのかい。
 それより、友達兄弟はどこに消えたのか? 

 まったくもって謎です。

2013年7月27日土曜日

英会話講師の夢再び その 1

 遥か昔の話ですが、英会話講師のバイトをしていた時期がありました。
 中級コースだったので楽な仕事だったのですが、ごくたまに TOEIC 受験講座も任されることもありました。
 日本人に多い傾向だとは思いますが、ペラペラに話せるようになりたい気持ちはとても強いものの、その実力がはっきりと数値に出ないと不安があるようです。
 私は少なくとも当時の TOEIC の点数には懐疑的でした。
 その理由には以下の二つが挙げられます。
 1. 英語圏に 2 年でも在住して日本語を一切使わない生活を強いられると、全く勉強しなくても一回の受験で900点は余裕で取れるようになる。
 2. TOEIC はマークシート方式のテストなので、過去問などを利用したクイズ形式で鍛えることによって、それほど話せなくても高得点を取ることが可能になる。
 つまり、テストで高得点を取るための技術は身に付くが、ネイティブスピーカーが納得の行く英語力とは別物になる。



 最近はスピーキングが TOEIC に盛り込まれたという話も聞きますので、実力の評価はより正当性を持つようになってきたとは思います。
 しかし、本当に真の実力を見たいのであれば、むしろエッセイとスピーキング付きの TOEFL を受験されたほうが、テーマに沿って文章を書いたりスピーチする必要があるため、より正確に自分の英語力を知ることができると思います。
 このカラムが一杯になってしまったため、続きは次回にします。

2013年7月26日金曜日

ある日の比間仁

 今の楽天プロフィールの絵(コナミゲーム『サイレントヒル3』のヘザー隠しコスチューム)を描いたついでに、当ブログの留守番キャラクター、比間仁にも何かをやらせようと思い、手始めにスーツを着せてみました。

 いつもモノクロ画像だったため、ブーブー文句を垂れていた比間仁ですが、さすがに今回はカラーだけあって静かにしていました。
 暫しの沈黙の後、自分の着ているスーツを見て一言。
「……これって喪服?」
 バレたか!
 そのうち戦隊ヒーローのコスプレでもさせるか……
(ってマスク付けてたら、結局誰かわからないという話)
注:サイレントヒル 3 はホラーゲームです。





↓こちらがサイレントヒル 3 隠しコスチューム「プリンセス・ハート」のイメージ(キャラは架空です。)


2013年7月25日木曜日

バイオハザード 2 プチ語り

 Pick of The Day コーナーで稲川淳二タッチの小話を入れてみたところ、こちらのスペースがドーンと空いてしまいましたので、今後はこのスペースを不定期日記エリアとして活用していきたいと思います。

 仕事ストレスの反動なのか、最近はゲーム三昧の日々を過ごしております。
 とは言っても、PS/PS2 ゲームの再やり込みのため、古いタイトルばかりなのですが、今は「バイオハザード 2」のクレア編をプレイしたりなんかしています。



 最近のゲームに比べると、画質も操作性もお粗末なのですが、当時のゲームにはそれなりに楽しめるポイントがあります。

- 単純なセリフ --- プレイしているうちに覚えてしまうため、一緒にセリフを叫びながら遊べる。
- シナリオ進行のバリエーションの貧弱さ --- 短時間プレイを競うタイムアタックができる。
- ゾンビの位置や動きが決まっている --- どう動けばゾンビに襲われないかわかってくるので、ノーダメージプレイが比較的簡単にできる。

 しかし、何と言っても本編を遊び終わった後にも、『ハンク編』、『豆腐サバイバー』、『Extreme Battle』といったミニゲームでも遊べるところが魅力になっています。

 ミニゲームの開発に一番力が入っていたのもこの頃ですね。
 「バイオハザード 2」だけはどうしても捨てられないというファンの方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。