2013年8月23日金曜日

ますます遠のいていくテレビ 2

 テレビを見なくなった理由は、やらせが目立つようになったことと、友人づてに芸能界の裏情報が容易に手に入るようになったからでしょうか。
 面白い番組は好きなのですが、そればかりを見せようとする民放にも食傷気味になっていました。
 あれから、何も変わっていないというより、長びく不景気の影響により、番組の質も悪化の一途を辿っています。
 ざっと挙げるとこんな感じです(特に民放が酷い)。
  • 食べ歩き番組、旅番組のオンパレード
  • 過去に撮り溜めた番組クリップの使いまわし
  • YouTube からのネタ拝借(中には無断拝借という話も)
  • 笑えないバラエティ番組
  • 漫画原作のドラマの氾濫
  • 消化不良のドキュメンタリー番組
  • 私情を挟みすぎる報道番組
  • アイドル気取りの若手アナウンサー
 とまあ、キリがなくなってしまうのですが、スポンサー料の削減により、安く、そして短時間で製作できる番組が多くなり、ギャラの安い若手芸人や、社員アナウンサーをそのまま使う番組づくりが目立ちますね。
 それでも面白くてためになるなら見るんですよ、多分。
 しかし、どちらも叶わないのが現状です。
 今はネットで大概の情報は手に入りますし、リアルタイムの海外ネタも、テレビで放送される頃には決して新鮮ではなくなっているのです。
 もう知ってるよ、という内容をテレビで見る必要はありません。
 そんなわけで、ますますテレビは遠いものになりつつあります。
 実際のところ、私と同じように考え、ノーテレビライフを実践している人は増えてきているといいます。

 ネット時代に打ち勝てるような番組づくりができなければ、今後はテレビ業界もかなり厳しいものになっていくでしょうね。