某国の船の沈没ニュースが話題になっているせいか、夢にまで外交が出てきてしまいました。
反日感情剥き出しの彼女のことですから、本来は訪日の可能性はかぎりなく低いわけですが、夢のなかでは A 氏に会いに来ていました。
なぜかそこに私まで居合わせているのが夢の不思議ですね。
A 氏は前回の失敗を踏まえ、あれから必死に韓国語を練習したとは言っていたものの、アンニョンと言いかけたところで、彼女が日本語で話し始めました。
「こんにちは。そして日本にようこそ。」
彼女のあいさつもかなり怪しいところにホッとしたのもつかの間、A氏は話の切り出し方に困っているようでした。
「きみ、ちょっと通訳お願い。」
たまたま居合わせただけでまさかのご指名です。
ここじゃ何なんで、場所を変えてコーヒーでも飲みながら話しましょう、と伝えてくれとのことだったので、言われるとおりにしたところ、ピシャリと返されました。
「私、コーヒーは飲みませんから。」
現実でも夢の中でも拒否されるとは、散々な A氏だったというオチでございました。
(夢の内容はあくまでもフィクションです。)