2014年5月9日金曜日

今日も張り切って名刺だけは持っていこう

取引先相手の業務をしていると、たびたび名刺交換をするシチュエーションがあります。
その際に、名刺を切らしてまして(早い話忘れてきた)と言う方がまれにいらっしゃいます。
社会に出て間もない頃は、名刺は自分の分身のようなものだから、常に持ち歩けと教えられました。
当時はさすがにそこまでは言い過ぎだろうと思ったものです。
しかしながら、氏名、肩書き、連絡先が書かれた紙片はそれ自体が自己表現のアイテムになります。
自分のことを人に覚えてもらうことは、見込み客と信頼の獲得につながります。
たかが小さな紙切れですが、名刺一枚交換しておくだけで、見込み客の心のすき間に入り込むチャンスができます。
一日数人、数十人と名刺交換をしたりすれば、後でその名刺と本人の顔を一度に思い浮かべることはとても難しくなります。
 そこで名刺を受け取ってなかったら、数日も経てば名前すら呼び起こすことができなくなるでしょう。

それを考えれば、名刺を切らしたと言い訳をしている時点で、先方からは一緒に仕事をする気がないと思われてしまっても仕方がないでしょう。
本当に名刺を切らしていたら、すぐに印刷して郵送するくらいの根性を見せれば、先方はそこまでする必要ないのにと思いながらも良い印象を持ってくれたりします。
 さらに、「名刺を後で郵送してきた奴」という情報まで記憶に刻んでもらえるようになります。
新規顧客を獲得する気持ちがあれば、名刺は絶対に忘れないようにしましょう。
 一枚あるだけでチャンスは 0 より高くなります。